1日700Kcal以下の無謀なダイエット!VLCDを行うときに注意したいことを5つご紹介します。

食事管理

こんにちは。えだです。

先日、人生で初めてのVLCDを経験しました。

1日700Kcalで過ごすという無謀さに、たくさんの方に心配をかけつつ、、、
5日間をなんとか乗り切ることができました。

VLCDのやり方効果については別の記事で紹介していますが、今回はVLCDの注意点についてご紹介します。

短期間で結果が出るVLCDですが、やり方を間違えると生命の危機に陥る可能性すらあります。

私は、VLCDの開始初日に手の震え(けいれん?)が止まらなくなるという不思議な症状も経験しました。

VLCDを始める前にぜひ一度読んでおいていただきたい内容になっています。

この記事を読んでほしい人

  • VLCDを始める人
  • VLCDのリスクについて知りたい人

本来のVLCDとは?

VLCD(ベリーローカロリーダイエット)は、1日の摂取カロリーを極限まで減らす(500Kcal程度)ことにより、短期間で体脂肪を落とすダイエットです。

メタボ・肥満症の患者向けの治療方法として入院中などの適切な環境で実施されます。

病院でしっかり管理されながら実施されるVLCDを個人で行うとなると、かなり注意深く実施する必要がありますね!

個人でVLCDを行うときの注意点

VLCDを行うときの注意点を5つ紹介します。

私は、この5つを守ることで5日間無事に乗り切りましたが、VLCDを始める前はできるだけ下調べを実施してから取り組んだ方が良いです。

周りの人に監視してもらう

周りの人にVLCDをやっていることを伝えておいた方が、万が一のときに安心です。

個人でVLCDを実施する場合は、病院とは違ってまわりの監視がありません。
いざというときのためにも、監視の目はあるに越したことはありません。

私の場合は、職場の仲が良いメンバーや身近な人に対して、
「究極のダイエットをやってるので、何かあったらよろしく」と伝えてました。

ちなみに、私がVLCDを実施していて、特に命の危険を感じることはありませんでした。

職場で、「あの人700Kcalで生活しているらしいよ」と噂になるくらいVLCDは珍しいようです!

塩分を8g以上摂取する

厚生労働省の推奨している1日の塩分の摂取量は、8g程度です。

日本人の食事摂取基準(2015年版)概要

厚生労働省HPより

日本人の食事摂取基準(2020年版)概要

厚生労働省HPより

日本人は、1日の食事の中で平均10gの塩分を摂取しています。
基準よりも少し多いですが、3回の食事に含まれる塩分でしっかり補うことができています。

しかし、VLCD中は食事から塩分を摂取できない分、意識して塩分を摂取する必要があります

塩分は、体の生命維持に欠かせない栄養素なので、不足するとさまざまな障害が出ます。
頭痛・倦怠感・筋力の低下。急激に塩分が減少すると、筋肉の痙攣が起こることもあります。

VLCD中も筋トレをする場合は、汗をかくことも考えて塩分を多めに取った方が良いかもしれません。

塩分の必要性を知らなかった初日の夜に、突然手が震えて止まらなくなったことがありました。
塩を舐めることで無事におさまりました!

塩分を確実にとるためのポイント

塩分8gを摂取するのは、かなり大変です。
私なりに塩分摂取のポイントを紹介します。

1日の塩分摂取量を把握する。

まずは、1日の塩分の摂取量を確認しましょう。

軽量スプーンがない人向けに万能のペットボトルの蓋を使って説明すると、ペットボトルの蓋すり切れ1杯が塩分9gになります。

1日の最初にペットボトルの蓋に塩を入れて摂取目標を確認しましょう。
あとは、鶏肉の味付けに使用したり、水の中に入れたりして少しずつ減らしていきましょう。

ただ、この方法だと塩分を摂取するのは大変なので次の方法と合わせて使用します。

塩分量の多いインスタントスープを飲む

スーパーで売っているインスタントスープは塩分量が1.5g程度あるものが多いです。
カロリーに気をつけながら、スープで塩分を取るのはとても有効です
。(美味しいからね)

スープで塩分を摂取する分、他の食事で摂取する塩分は少なくて済みます。
塩分1.5gのスープを2回飲むのであれば、ペットボトルの蓋2/3程度の塩分を残りの食事で摂取すればOKです。

水分を6L以上摂取する

VLCDのような過度なダイエットを実施していると、体脂肪の分解が起こり尿酸排泄が滞ります。
尿酸排泄が滞ると、尿酸値が上がり高尿酸血症や腎臓結石を発症する場合があります。

水をたくさん飲、尿や汗から尿酸の排泄を促しましょう!

水分を6Lも摂取するのはかなり大変です。
プロテインやEAAでも水分を摂取しますが、全く足りません。

1日の水分ノルマを手元に常に置いておき、こまめに水分補給を心がけましょう。

”尿酸を尿から排泄する”という狙い通りでもありますが、トイレに行く回数は確実に増えます。(笑)

VLCD中はトレーニングで無理をしない

まず、VLCD中にトレーニングをするかどうかを最初に決めておきましょう。

トレーニングをする場合としない場合で摂取カロリーを調整します。

トレーニングをする場合は、700Kcal/1日くらいの摂取が多いようです。
それでも、いつも通りのパワーがでるほど食べていません。
セット数を減らすなり、重量を落とすなり、無理をしない筋トレを心がけましょう。

ちなみに、私が筋トレをする理由はメンタル面の安定です。
1週間も筋トレをしないとメンタルが荒れてしまいます(笑)

トレーニングをしない場合は、400Kcal~500Kcalで良いと思います。

あまり栄養を取らない状態で筋トレをすると、筋肉の分解が優位になり筋肉量が減ってしまう可能性があります。

栄養を取らないのであれば、トレーニングは完全にオフにしましょう。
1週間程度であれば筋肉はそこまで減らないです。

期間を決めて取り組む(1週間程度まで)

VLCDは、短期間でもかなりの効果があります。

「これを続けるともっと痩せることができるかも?」という奇妙な衝動に駆られます。

私の場合、VLCDは思ったよりもキツくなかったのと、食事時間を減らすことで他のことに使える時間が増えた嬉しさもあり、VLCDを続けても良いなという気持ちになりました。

なんだかVLCDにハマってしまって拒食症に近い状態になりそうな怖い気持ちもありました。

ちょっと言いすぎましたけども、、、(笑)

そもそも、VLCDは体やメンタルに高負荷をかけるダイエットです。
5日〜7日程度が適度な期間であると言えるでしょう。

まとめ

VLCDの注意点、いかがでしたか?

特に塩分・水分の摂取量については、VLCDを始める前に知っておきたい内容です。

最後に、VLCDの注意点を5つまとめておきます。

  1. 周りの人に監視してもらう
  2. 塩分を8g以上摂取する
  3. 水分を6L以上摂取する
  4. トレーニングは無理をしない
  5. 期間を決めて取り組む

VLCDは、短期間で大きな効果が得られるダイエットとなっています。

VLCDのやり方効果については別の記事で紹介しています。
あまりオススメはしませんが、どうしてもVLCDをやりたい方がいればチェックしてみてください。

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