初心者必見! ボルダリングのオブザベーションのコツ!

ボルダリングのコツ

みなさんこんにちは、カリントウです。

今回は、オブザベーションのコツについて解説したいと思います。

オブザベーションは、奥が深いのですべてを説明しようと思うと、とても難解になってしまいます。

なので、初心者~6Q、5Qクライマーに向けて、基本的なところに絞って解説をしてみようと思います。

カリントウ
カリントウ

カリントウ

ボルダリング歴は3~4年です。

普段はジムで1Qぐらいのグレードを登っています。

最近、外岩の初段が登れてテンションが上がっております。

基本情報

オブザベーションとは

登る前に課題を観察することです。

スタートからゴールまでの手順や、ホールドの形状を登る前に念入りにチェックします。

オブザベーションは、略してオブザベと言われることが多いです。

なぜオブザベーションをするのか?

課題を登るための動き(ムーブ)を事前に考えるためです。

オブザベをせずに課題に取り掛かってしまうと、

登りながらムーブを考える必要が出てしまいます。

そうすると、壁の中で無駄に動きが止まってしまったり、

何度もやり直す必要が出てしまい、体力を無駄に消費してしまいます。

また、次に取るホールドを見失ったり、次の動きがわからなくなったりで

無駄なトライをすることにもつながります。

体力を温存するためにも、少ないトライ数で課題を落とすためにも

オブザベーションは必要になります。

初心者もやった方がいいのか?

結論は初心者もやった方がいいです。

今後上達するために、オブザベの上達は必須になるため、

初心者のうちからやる癖をつけた方がいいです。

ただ、オブザベの精度は経験に依存するところがあるため、

最初から完璧を求める必要はありません。

オブザベができないからと言って、課題を触ることに消極的になる方がダメです。

最初のうちはうまくできなくて当然なので、

「オブザベした結果、よくわからなかったけどとりあえずトライしてみよ」

くらいの感覚で、トライはしてください。

トライ&エラーを繰り返すことでオブザベも上達して行きます。

初心者向けのオブザベのコツ(始めたて~6Q、~5Q)

始めたて~6Q向けのコツ

初心者の方から6Qぐらいの方に向けたオブザベのコツは以下の通りです。

使うホールドを覚える

 まずは、登る課題で使えるホールドを覚えましょう。

 登りながら次のホールドを探すのは無駄に体力を消耗してしまいます。

 あらかじめ、使えるホールドを確認しておきましょう。

 ジムによって、使えるホールドのルールが異なるので、

 そのジムのルールも事前に確認しておきましょう。

  例1:使えるすべてのホールド全てにテープでマーキングしてあるパターン

  例2:同じ色のホールドのみ使用可能であるパターン(俗にいうラインセット)

手の順番を考える

 ホールドを覚えたら手の順番を考えましょう。

 右→左→右→左とはしごの様に登れそうなのか、

 右→右と同じ手を送るのか、一つのホールドを両手で持つことがあるのか、

 スタートからゴールまで一通り手順を考えてみましょう。

距離感を確かめる

 手の順番を考えるにあたって、ホールドの距離感も確かめておきましょう。

 実際に自分の腕を広げて、次のホールドに届くかどうかを確認しておきましょう。

 基本的に、登る人の邪魔にならない様に壁から離れたところからオブザベをした方が

 安全上いいのですが、どうしても壁に近づいて距離感を確かめたい時は、

 周りに登っている人がいないか確認した上で近づいてみてください。

足の順番を考える

 距離感も確かめた上で、手の順番を考えたら、今度は足の順番を考えましょう。

 基本的には、右手を出したい時は右足で立ち上がる、

 左手を出したい時は左足で立ち上がることを考えて、足の順番を考えましょう。

 また、足の順番を考えることに少し慣れてきたら、次は両手両足が伸びきって

 ピンピンにならないことを意識して足の順番を考える様にしてみてください。

 

カリントウ
カリントウ

実際のオブザベでは、ホールドを覚えた後、

手の順番・距離の確認・足の順番は同時に考えます。

ただ、慣れないうちは4つのポイントを上から順番にしてみてください。

5Qクライマーになるためのコツ

上述の4つのオブザベのコツに慣れてきたら、「手で使うホールドの形状」を観察する

ことを意識してみてください。

具体的には以下3つのポイントを意識してみてください。

ホールドのどの部分が持ちやすそうか。

 6Qから5Qになると、ホールドが少し持ちづらい形状になってきます。

 なので、ホールドの形状をよく見て、

 どの部分が持ちやすそうか観察してみてください。

 最初のうちは、登る前に実際に触ってみるものOKです。

 慣れてきたら触らずにこの部分が持てそうだなーと感じてみてください。

  例1:指が入りそうなくぼみ部分

  例2:つまめそうなでっぱり部分

  例3:指がかかりそうなシワがある部分

ホールドをどの角度から持つと持ちやすそうか。

 6Qから5Qになると、あまりインカットしていないホールドが

 出てくることもあるでしょう。

 (大きなボテホールドであったり、スローパーホールドなど。)

 その場合、手で持とうと思っても持てなくなります。

 そういう時は、どの角度から持つと持ちやすそうか考えてみてください。

 ホールドの真下に入ると持ちやすかったり、足で突っ張ると持ちやすかったりと、

 角度を気にしてみると持てないホールドも持てる様になります。

ホールドをどの様に持つと持ちやすそうか。 

 ホールドの持ち方にはたくさん種類があります。

 同じホールドでも、人によって持ち方が異なることが多いです。

 手のサイズが違うと、ホールドの持ちやすい部分が変わったり、

 体のサイズが違うと、やりたいムーブが変わるためホールドの

 持ち方も変わったりします。

 自分に合った持ちやすいホールドの持ち方を考えてみましょう。

カリントウ
カリントウ

初心者向けのオブザベのコツを解説してみました。

何か一つでも、みなさんの上達のヒントになれば幸いです。

次は、4Q~3Qの中級者クライマー向けにオブザベのコツを解説してみようと思います。

また、他にも初心者クライマー向けのコツを色々解説しております。

興味のある方はそちらもチェックしてみてください。

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