【ボルダリング】リーチについて解説!体型を理解しよう!

ボルダリングQ&A

みなさんこんにちは

カリントウです。

今回は、リーチについて解説したいと思います。

・そもそもリーチとはどこの長さ?
・やっぱり長い方が有利なの?
・短いと届きにくいから不利なの?・そもそもリーチとはどこの長さ?

上記の様な疑問やお悩みを、私なりに答えてみようと思います!!

カリントウ
カリントウ

カリントウ

ボルダリング歴は3~4年です。

このブログでは、「ボルダリングやってみたいけど、よくわからないな〜」という方の背中を少しでも押してあげられる情報や、「もっと上手くなりたいけどコツとかないの??」という方に少しでもお役に立てる情報を発信したいと思います!!

そもそもリーチとは?

ボルダリングで使用されるリーチという言葉の意味には、

身長以外にも手足の長さを指すことがあります。

特に、両手を広げた時の左手から右手までの長さ(ウィングスパン)のことをリーチとすることが多いです。

本記事では、身長・ウィングスパン全てを含めてリーチとさせて頂きます。

ボルダリングに有利な体型は?

リーチは長い方が有利と思われがちですが、実は一長一短です。

そんな中で、私が考える有利な体型は以下の通りです。

・ウィングスパン:長い方が有利
・身長:平均身長が有利
・総じて:テナガザルの様な体型が最も有利

ウィングスパンは、やはり長い方が遠いホールドにも届きやすいので有利です。

ただ、身長は長すぎると狭いムーブができない可能性があるため、平均身長ぐらいがちょうど良いです。ウィングスパンが長い場合は、小さくでも良いぐらいです。

上記をまとめると、登りの達人のサルの様な体型が、最も適していることになります。

リーチにおいて重要なこと

上述にて、ボルダリングに有利な体型を解説しました。

ただ、「自分は有利な体型とは違うから向いてないのかなぁ」と考えるのはまだ早いです!

リーチにおいて重要なことは、自分のリーチを理解することが最も重要です。

大人になってしまうと、自分のリーチを変えることは困難です。

なので、自分の体型の有利不利を認識し、得意なことは活用し、不得意なことは工夫によって克服することが大事です。

自分の体型の認識のヒントとなる様に、リーチが長い人と短い人の特徴を続けて説明します。

リーチが短い人

得意なこと

リーチが短い人が得意なことは以下の2つです。

 ①狭いムーブがやりやすい

 ②ランジの後の振られが小さい

①の狭いムーブとは、手足のホールド感覚が狭く、手足を曲げて動かなければならない場合です。

リーチが短い人は、あまり狭いと感じずにスムーズに動ける場面が多いです。

②ランジなどの足を切るダイナミックなムーブの後は、その反動でホールドを取った後に体が振られることがあります。この振られは、リーチが短いほど小さくなります。

難しいこと

リーチが短い人が難しいことはズバリこれです。

 遠いホールドが届かない

リーチが短い人の一番の悩みだと思います。

克服するのは大変難しい問題ですが、以下に4点克服方法を紹介します。

遠いホールドに対する克服方法

 ①押すことを意識する

  指の先から先までのフルリーチを使うためのコツです。

  距離を出す際に、ホールドを引くだけでなく押し切る意識を持ちましょう。

 ②ハイステップを極める

  身長が足りない時に使用する工夫です。

  手に足など、高い位置に足を上げることで、より高いホールドに近づくことができます。

  リーチが短い人は、狭いムーブは得意なので、ハイステップをすることで、

  遠いムーブから狭いムーブに変換しましょう。

 ③足を切って登る

  足をついたままでは届かないホールドは、ランジをして取ってしまおうという工夫です。

  この方法は、筋力が必要になってしまいますが、リーチが短い人は振られが小さいので、

  ダイナミックな登りには有利なのです。

 ④マッチをする

  手が小さい人は、マッチをしましょう。

  リーチが短い人には、手も小さい方が多いです。

  マッチができれば届かないホールドにも届く様になります。

リーチが長い人

得意なこと

リーチが長い人の強みはズバリこれです。

 遠くのホールドに届く

どんなに遠くのホールドでも基本的に届きます。

また、ランジやコーディネーションが必要な場面でも、足を切らずにホールドを取ることもできたりします。

スラブでは、難しい体勢にならなくてもゴールに届くこともあります。

難しいこと

リーチが長いが故に難しいことは以下の2つです。

 ①狭いムーブができない

 ②ランジの後の振られが大きい

リーチが短い人の得意・不得意と反対の結果になりました。

①は、手足が長いと手足のホールド間隔が狭い時に、肘や膝を目一杯曲げたり、脇を開いたりする必要があるため、壁から剥がれやすくなってしまいます。

②について、単純な計算をすると、リーチの長さの2条に振られは比例します。なので、リーチが長い人はなるべく振られない工夫が必要になります。

解決が難しい悩みですが、以下に①②それぞれ2点克服方法を紹介します。

狭いムーブの克服方法

 ①保持力を鍛える

  シンプルかつ大変な克服方法になります。

  狭いムーブが難しい原因の一つに、狭すぎて壁に近づけないといったことが考えられます。

  保持力を鍛えることで多少壁から剥がされても強引に引くことができます。

 ②設定を壊すオブザベをする

  毎回適用できる解決策ではないですが、長いリーチを生かして設定ムーブを壊し、

  狭いムーブを回避する工夫です。

  本来であれば届かないはずのホールドに手足を先行させることで、

  狭いムーブを回避しましょう。

振られに対する克服方法

 ①足を切らないムーブを極める

  一番良いのは、ランジなどの足を切るムーブをしないことです。

  リーチの長さを生かして、飛ばなければならない場面もなるべく

  飛ばずにホールドを取りましょう。

  また、フック系の足技を覚えると、足を切らさずに登るムーブの幅が広がります。

  フック系の足技のコツについては以下の記事にて詳しく解説しています。

②振られを止めるムーブを極める

  振られを止めるムーブの一つに、体の上体をなるべく上げて止める方法があります。

  この方法は、振られの支点を手ではなく背中から腰の辺りに下げることで、

  振られる部分の長さを減らしています。

  振られる部分の長さが減ることで、振られを低減することができます。

カリントウ
カリントウ

いかがだったでしょうか。

今回は、リーチについて解説しました。

リーチについて悩みの解決のヒントになれば幸いです。

他にも、ボルダリングを楽しむための記事や、コツに関する記事を投稿しているので興味があればご覧ください。

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